綺麗のためのビタミンと言えば、「ビタミンC」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
食品だけでなく、サプリメントや化粧品でもビタミンCの文字はよく見かけますよね。
でも、
・ビタミンCをとるとどうして美肌によいの?
・どうやって取り入れれば効果的なの?
・サプリメントに副作用はないの?
などなど、疑問に思ったことはありませんか?
確かにビタミンCは美容や健康に欠かせない成分です。
でもビタミンCについてよくわからないままとるよりも、理解を深めてから上手に取り入れた方が効果を高めることができます♪
そこで今日は、ビタミンCに関するよくある疑問や、効果的な取り方についてご紹介したいと思います^^
美容のためにビタミンCをとりたいな、と思っていた方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ビタミンCがお肌にもたらす効果
ビタミンCには主に3つの美肌効果があります。
①メラニン色素の生産を抑える
シミにはビタミンC、というイメージをお持ちの方も多いと思います。
シミの原因になるのは肌の中で作られる「メラニン色素」。
ビタミンCはこのメラニン色素の生産を抑制する効果があります。
②コラーゲンの合成を促進
紫外線によるダメージを受けると、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリに大切な成分がダメージを受けて変質し、シワやたるみの原因になります。
ビタミンCは紫外線による炎症状態を抑えるだけでなく、コラーゲンの合成を促進するためハリのあるお肌作りに役立ちます。
③ニキビ・ニキビ跡の改善
ビタミンCの抗酸化作用により、ニキビの炎症を抑えてくれます。
抗酸化作用というのは、わかりやすく言うと体の中の錆びを取ってくれる作用のことです。
また、ニキビができた部分の色素沈着を抑えてくれる効果もあります。
シミやシワ・たるみ・ニキビとお肌の悩みにお役立ちのビタミンCですが、残念ながら私たちの体内で合成することはできません。
だから外部からビタミンCを常に取り込む必要があるんです^^
ビタミンCはどのくらいとればいいの?
ビタミンCは15歳以上で1日に100mgの摂取が推奨されています。
(喫煙される方や妊娠中の方は、プラス35mg~45mg必要です)
多く含まれる野菜や果物はこちらです。
≪それぞれ100gに含まれるビタミンC≫
赤ピーマン:170mg
黄ピーマン:150mg
ブロッコリー:120mg
キウイフルーツ(黄):140mg
イチゴ:62mg
レモン果汁:50mg
キャベツ:41mg
ジャガイモ:35mg
サツマイモ:29mg
これらの野菜や果物などバランスよく食べていれば、通常この100mgは無理なくクリアできる数字ですね。
通常の食事から摂取されるビタミンCは、70~90%位は体内に吸収されると言われています。
ただ、優先的に体の維持のために使われますので、美容的な効果を求めるのであれば100mgでは足りません。
1000mg~を目安に取ることをおススメします^^
もちろんこの量だとサプリメントなどを使うことになると思いますが、大量にビタミンCを摂取する場合には注意が必要です!
ビタミンCは一度に大量に体内に吸収できないので、サプリメントなどで1,000㎎以上とっても体に取り込めるのは50%以下になるといわれています。
ですのでサプリメントなどを使用する場合は、まとめてとるのではなく、こまめに分けてとると効率良く体内に吸収できますよ♪
もしたくさんとりすぎてしまっても、吸収できなかったビタミンCは体の外へ排泄されるので問題はありません。
吸収されなかったビタミンCも無駄というわけではなく、腸の中の有毒物質発生を防ぐのに役立つともいわれています。
ビタミンCをとるタイミング
美肌効果を狙うなら、眠る直前に取りましょう。
眠り始めは成長ホルモンが分泌され、お肌の修復活動などが活発になります。
その時間に体内にビタミンCがあると効果的です^^
夜の食事で肌の材料になるタンパク質をしっかりとっておくことも大切です!
紫外線対策としてとるのであれば、朝起きてから~出かける前までに取りましょう。
日焼けしてからとるよりも、日焼けする前に摂取したほうが良いです。
また、風邪をひいたときやだるさがあるときには、体内でいつもよりも多くビタミンCが必要になります。
ビタミンCは、免疫細胞を活性化して白血球の機能を補助する働きがあります。
2~3時間おきにこまめに摂取してみてくださいね。
食事やサプリメントで体内から美容トラブルにアプローチができるビタミンC。
ぜひ積極的に取り入れて、エイジレスな美肌を目指してくださいね^^