あなたはお肌の「乾燥」気になりますか？
シミやしわ、たるみは気にしているけど、お肌の乾燥は特に気にならない、という方は結構いらっしゃいます。
でも意外と多いんです。
お肌の乾燥が、シワたるみの「原因」になっている方が^^;
最近メイクのりがいまいちだな～と感じたり、小じわが気になったりするのはお肌の乾燥のサイン。
乾燥を放置してしまうと肌の老化を進める原因になってしまい、気づいたときにはくっきりシワや顔のたるみになっていることも。
そこで今日はお肌の乾燥と、老化の関係についてお話していきますね。
肌の乾燥にかかわる場所
肌はいくつかの層に分かれています。
乾燥に一番かかわっているのは一番外の部分、「表皮」といわれる部分です。
ここでは新しい細胞を生み出したり、その細胞が剥がれ落ちる過程で「角質層」という層を作っている場所です。
一番外側の「角質層」は肌の水分が蒸発するのをふせいだり、外部の刺激から肌を守るバリアの役割をしています^^
角質層でレンガ状に並んだ細胞と細胞の間を埋めているのがお肌の「保湿成分」。
その中の一つセラミドは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
セラミドはふっくら、もっちり肌には欠かせない成分です。
少なくなってしまうと肌の水分は蒸発してしまい、外からの刺激などで赤みやかゆみがでてしまったり、化粧品がしみたりすることもあります。
角質層の水分量が少なくなり、角質層を作る細胞が不均一でスカスカになった状態が「乾燥」です。
角質層はお肌を家にたとえるなら「屋根」にあたる部分。
屋根がスカスカだったら、家の中にまで雨漏りや紫外線が降り注いできますよね。
内部にまでダメージが蓄積することで、老化が早まってしまうんです。
肌の乾燥が進む原因
よくみられる肌の乾燥を悪化させている原因は、大きくわけて３つあります。
①お湯を使ったクレンジング・洗顔
ついやってしまいがちなのが、お風呂でシャワーを浴びながらクレンジングすること。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか？
（私も昔やっていました^^;）
シャワーのお湯はぬるくても40度近くありますよね。
セラミドなどの保湿成分は油溶性なので、温かいお湯で溶けて流れてしまいます。
若いうちは自分で作れる量も多いのですが、だんだんと生産量が減るため、洗顔で流してしまうと足りなくなってしまうんです。
②間違ったスキンケア
顔を洗うとき力を入れて洗いすぎていたり、化粧水をつけるときパンパンと音がするほど強くパッティングをしていたり。
またごわつきが気になるからと、スクラブやピーリングを頻繁にしていたり。
タオルで拭くときについごしごし拭いていたりしませんか？
角質層はラップ1枚分の厚みしかありません。
強くこすることで角質層がダメージを受けて、乾燥の原因になってしまいます。
③最近多い、感染症対策のマスク
昨年から常にマスクをつける生活になっていますよね。
マスクの中は呼気で潤っているのですが、外した瞬間に水分が一気に蒸発して肌の水分もうばってしまいます。
また保湿されているように感じてしまうため、冬でもつい軽めのケアにしてしまいがちに。
さらにはマスクが動いてこすれる摩擦で角質層がダメージを受けて、乾燥と肌荒れを引き起こしています^^;
いかがでしょうか？
思い当たることがある方は、今乾燥肌の自覚がなくても肌乾燥は進行中の可能性が高いです。
放置してしまうと、シワやたるみの原因になりかねません。
一度ご自身の乾燥原因を見直してみてくださいね。
乾燥肌を改善して老化を遅らせる方法は、次回にお伝えします^^
