毎日の食事やたまに食べる甘いものは人生の楽しみの一つですよね。
私も食べることは大好きです^^
好きなものをストレスなく食べることも心の栄養にはなると思いますが、もし何気なく口にしている食べ物で老化が進んでしまうとしたらどうでしょうか?
老化を促進させるものは食べる頻度を減らしたり、迷ったときに肌に良いものを選べるようになれば、将来の肌の老化に差をつけることができますよね。
今日は老化を加速させてしまう食習慣についてお話したいと思います。
老化の元凶はコレ!
AGE(エージーイー、終末糖化産物)って聞いたことはありますか?
AGEは、血液中の余分な糖と体内のタンパク質がくっつくと発生します。
これが「糖化」という現象で、体の中で発生する焦げのようなもの。
AGEが増えると、肌のハリに大切なコラーゲンが劣化してしまい、弾力性が失われてしまいます。
つまりはシミやシワ、たるみなどの肌老化を引き起こす元凶になるんです。
AGEがたまる主なルートは2つあります。
①体内のたんぱく質そのものが糖化する
コラーゲンもタンパク質の1種です。
タンパク質は血糖値が高い状態が続くと糖化しやすくなります。
早食いや一度に大量に糖質をとる食事をしていると、一気に血糖値があがるので注意が必要です。
②食事でとったAGEが体内に蓄積する
そもそもAGEが高い食品があります。
☑加工肉→ベーコンなど
☑糖とタンパク質が一緒に加熱されたもの
☑見た目では焦げたもの
☑キツネ色に焼かれたもの→パンケーキなど
☑香ばしいもの
☑熟成されたチーズ
美味しそう!とビジュアルで惹かれるものに多いんです・・・悲しい(:_;)
でもこれらは取りすぎると老化を早める原因になってしまいます。
またAGEで引き起こされる肌の焦げ以外にも、もう一つ肌の老化を早めるものがあります。
肌老化を促進するもう一つの敵、肌のさび
それは肌の酸化(さび)です。
これを引き起こすのは、「活性酸素」です。
聞いたことはある、という方も多いのではないでしょうか。
活性酸素とは、体内で発生して細胞などにダメージを与えて身体を酸化させてしまう物質のことです。
活性酸素の発生源のひとつは呼吸で、酸素を取り込むとその一部が活性酸素に変わります。
通常は体内の抗酸化作用によって変質が抑えられていますが、20代がピークで抗酸化作用は弱まっていきます。
つまり、年齢が上がるほど活性酸素が発生しやすくなっていくんです。
活性酸素によって攻撃された細胞は、コラーゲンを作る働きが弱くなります。
また活性酸素が表皮のメラノサイトを刺激することでメラニンの量が増え、シミの原因となることも知られています。
このように、活性酸素もシワやシミなどお肌の老化を加速させる原因になります。
酸化を促進する食べ物は、主に加工食品に多く使われている食品添加物などがあげられます。
加工食品、菓子類、清涼飲料水など全般に含まれていますね。
古くなったインスタント食品・スナック菓子、時間が経って古くなった油も活性酸素の発生源となる可能性があります。
また活性酸素は食事や呼吸だけでなく、紫外線・喫煙や過度な飲酒・ストレスなどの生活習慣でも増加します。
酸化が進むと糖化も引き起こされやすくなるため、ダブルで老化が早まってしまうため注意が必要です。
このように、肌の老化を進めてしまう「糖化と酸化」。
日常生活で身の回りに多いものばかりで困ってしまいますね。
意識してみると意外と摂取しているものが多くて驚かれたのではないでしょうか?
日々の老化を少しでも遅らせるため、これらの食べ物は控えめにしてみてくださいね。
(私も気を付けます・・・^^;)