前回のコラムで、お顔のたるみのスタートは土台の筋肉のこりからですよ、とお伝えしました。
ですが40代以上の方には、もう一つお顔がたるむ原因があるんです。
それは
「エラスチン」の不足です!
エラスチンは体中いたるところに存在しますが、コラーゲンと同じくお肌のハリにも関係する成分です。
あまりメジャーな単語ではないので、お肌に関する部分を少しご説明しますね^^
エラスチンについて
肌の表面の一段下に、「真皮層」という部分があります。
ここが、お肌のハリにダイレクトに影響する場所であり、エラスチンが存在する場所になります。
前回、筋肉を家の土台と例えてご説明しました。
筋肉を家の土台とするなら、真皮層は土台の上に立っている「家」の部分にあたります。
家が崩れないように支えている「柱」がコラーゲン、
柱と柱をつないでいる「釘」の役割をしているのがエラスチンです。
コラーゲンを補給して柱をいくら強くしても、それをつなぐエラスチンが不足してしまえば、家は形を保てずに崩れてしまいます。
どちらも大切なんですね。
なんとなくイメージできたでしょうか?
40代以降のお肌で起こること
エラスチンはコラーゲン同様、元々体内で作られている成分です。
しかし!
恐ろしいことに、エラスチンは40代になるとほぼ作られなくなってしまうんです・・・
みなさんが気にしているコラーゲンは、実は40代位はまだまだ自分の体内で生産されています^^;
エラスチンがなくなっていくと、コラーゲンを支えられなくなり肌のたるみが加速していきます。
お顔にでてくるトラブルとしては、
・フェイスラインがぼやける
・お顔が大きくなる
・ほうれい線がめだってくる
などがあげられます。
また出産・授乳をされていると、30代半ばでも急激に足りなくなりお顔にも影響が出る場合もあります。
40代に入り最近肌にハリがなくなってきたな、たるんできたな、と感じている方。
もしかしたら、エラスチン不足が原因かもしれません。
筋肉のコリがあまりないのにたるみがでてしまっている方には、エラスチンのお化粧品を使用するオプションメニューもご用意しています。
ご自分での判断は難しいので、カウンセリングや施術を受けていただいた際に、
どちらが今あなたに必要か理由も併せてご説明しますね^^